下津井沖の本島へは児島観光港からの定期船に乗船し約30分で行くことができます。
児島駅から児島観光港までは近く、歩いて約5分で行くことができるので便利です。ただ釣具屋までは離れているため、事前に準備したほうがいいでしょう。車の場合は児島観光港の駐車場を無料で利用できます(切符売り場で車のナンバーを申告してください)。
定期船は本数が1日4本と少ないので、しっかり計画を立てて行きましょう。特に餌や仕掛けの不足や積み忘れなどしないように!島に自動販売機はあるので空腹はしのげますが、釣具屋はないので悲しい時間を過ごすことになります。
児島観光港の待合所にはトイレ、ベンチがあります。併設の建物に自動販売機と物産店?があり、竹輪や蒲鉾が美味しいので釣れなかった時のお土産にオススメです(本島でボウズになったことはないので、釣った後のご褒美としてどうぞ)。
本島では泊港の船発着場近くの待合所で自転車を借りることができます。島を釣りまわりたい人は、軽装備で行き自転車を借りるといいでしょう。
岡山からは定期船か渡船でしか行けないのですが、香川からは車の積めるフェリーが発着するため、釣り人が多いことがたまにあります。行きたいポイントに先行者がいることもあるので、そういう時は自転車で他の釣り場へ行き、のんびり釣るのもいいでしょう。
本島へのアクセスはコチラ
このページでは本島南部として
甲生港と甲生東の小波止
泊港、ショウケンボ鼻
小阪港
を紹介します。
甲生港と甲生東の小波止
甲生港
定期船の発着する「泊港」から近く、徒歩15分ほどで行くことができるポイントです。周囲を敷石で囲まれた長波止は狭く、沖へ向けて下がっており、足場はあまり良くないので注意が必要です。
周辺の潮流は緩く、遠浅の砂地なので釣りやすいですが、部分的に根掛かりが多発します。
投げ釣りでカレイ、キス、ベラ、チヌ、ニベが釣れましたが、型はイマイチでした。情報誌によると波止先端ではフカセ釣りで30cm級のグレを狙うのがオススメのようです。
甲生東の小波止
昔の情報誌に掲載されていたポイントです。小波止の周辺は遠浅の砂浜で型は望めないもののカレイ、キス、ベラが釣れるようです。ただ70m以上は投げたほうがいいようです。
情報誌では砂浜よりも左右の岩場からアイナメやチヌ、メバルを狙うのがオススメと記載されています。潮流が速く、20m程度の近投でも有望だそうですが、根掛かりは多いようです。
泊港、ショウケンボ鼻
泊港
定期船は本島の泊港を発着します。発着所そばの待合室前に自動販売機、建物の裏にトイレがあります。港内内側は係留船が多く釣りにくいですが、夜は常夜灯が点灯するのでスズキのボイルがよくあります。
波止付け根から西は捨て石の入った護岸で、手前は根掛かりが多いです。しかし、ここも沖は根掛かりが少ないので、夜の投げ釣りでスズキ、ニベ、マダイがよく釣れるのでオススメですがアナゴや海毛虫も多いです。
ショウケンボ鼻
さらに西へ行くと「ショウケンボ鼻」と呼ばれる石積みの波止があります。潮位が高いと先端は沈むので注意が必要ですが、もし場所が空いているならオススメします。
周辺は流れが速く、南~東方向は根掛かりも多いですが50cmオーバーのニベや60cmオーバーのマダイが釣れ、早朝から渡船で渡る人も多い人気ポイントです。
西には砂浜があり、石積み波止から西を釣ると根掛かりはほとんどしません。砂浜らしくカレイやキスが釣れますが、このポイントを確保できたら、根掛かり覚悟で南~東方向の大物を狙うと釣果に恵まれることが多いです(夜釣りのアナゴも極太サイズが釣れます)。
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歩き撮り
小阪港
泊港やショウケンボ鼻の砂浜を左に見て、さらに西へ進んでいくと小阪港に着きます。
小阪港周辺は護岸や波止、西の砂浜と釣り場が広いので、困った時はココへ行くといいでしょう。護岸、波止ともに捨て石が入っているようで足下は根掛かりが多いです。ウキ釣りで流すとカサゴやセイゴ、メバルの数釣りができます。
東の護岸と長波止の沖に離れ波止があり流れは複雑です。水道を狙えばいろいろ釣れますが、船の往来が多いので注意が必要です。護岸、長波止のどちらも夜間には常夜灯が点灯するのでスズキも釣れ、イカもよく釣れるそうです。
小阪港西の砂浜には石積み波止があり、投げ釣りでいろいろ釣れます。砂浜らしいカレイ、キスに加えアイナメ、カサゴ、チヌ、マダイなど根掛かりはありますが、ボウズになったことがないポイントなのでオススメです。
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歩き撮り
本島香川県丸亀市本島町前の釣り場-与島南東部と鍋島
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