高島
「高島」へは「笠岡港」から発着する定期船を利用していくことができます。「高島」周辺は全体的に浅いため、投げ釣りで入釣する釣り人が多いですが、近年はエギングやフカセ(渚)釣りで入釣する人も増えたようです。当サイトでは比較的釣りやすい「高島港」周辺を紹介します。また島の南部「竹ノ浜」にも波止がありますが、島の南部は禁漁区に設定され釣り禁止になっているので注意してください。
高島港
高島港の波止
「笠岡港」からの定期船が発着する「高島港」には桟橋の近くの待合所横から北に伸びる波止があり、2020年6月調査時はフェンス等は設置されておらず釣りをすることができます。波除けの高さや上の部分の幅は普通ですが、足場は漁具が置かれていたり階段や灯台があるため移動する時は注意が必要です。常夜灯は付け根付近に設置されているだけなので、夜釣りの場合はヘッドライト等を持参しましょう。
釣り場としては港内側の潮は緩いですが、波止先端付近は潮通しがよく、人によっては釣り難いと感じるかもしれません。港内でも30㎝オーバーのカレイ、40㎝オーバーのチヌなどの実績があるため、係留船やロープに注意して竿出しするのも面白いでしょう。高島周辺は航空写真で見ると砂浜が多いのですが、沖には岩も多く沈んでいるようで、投げ釣りでは結構根掛かりすることもあるので、仕掛けやエサは多めに用意しておきましょう。
波止からは投げ釣りでカレイ、カワハギ、キス、スズキ、チヌ、ニベ、ベラの釣果が報告されているほか、アイナメ、アジ、イワシ、サバ、マダイ、イカも狙えるようです。今後フェンスが設置され釣り禁止になる可能性が高いため、周辺を汚したりせず、先端付近では船の往来にも注意し、トラブルのないように気をつけましょう。
「高島港」から東へ進むと崩れた石積み波止があり、さらに東へ進むと護岸から突き出た小波止があります。歩いて行くことができるため、「高島港」で釣り座が確保できなかった場合に狙ってみると面白いかもしれません。石積み波止は足場が非常に悪く、高潮位時は水没する可能性があるので注意してください。
また写真はありませんが、高島港の西にある岬は「エンロク鼻」と呼ばれ、カレイ、キス、スズキ、チヌ、マダイが狙える釣り場として昔から情報誌で紹介されています。砂浜の沖は潮通しが良く、沖は岩が多いため根掛かりの多いポイントです。
「高島港」の波止付け根から先端向き
同上から見た港内の定期船乗り場
同上から見た定期船桟橋入口付近。足下には敷石が入っています
同上から東に続く護岸を進むと石積み波止がある(写真中央上)
「高島港」の波止中間付近から先端方向。波止は部分的に狭く、漁具もあるため移動時は注意が必要です
同上から見た付け根と定期船乗り場周辺
先端部分
同上から見た西の「エンロク鼻」(写真左端)
先端に残されたスミ跡・・・汚したら流して帰りましょう!
先端から付け根向き
「高島港」の西の護岸から定期船乗り場向き。沖向きはやや浅く敷石も入っているため、低潮位時はかなり釣り難い
「高島港」の東にある石積み波止を東側から
石積み波止を付け根から
同上から東向き。写真右の道を進むと小波止に行けます。車が通るため道路からの釣りは控えましょう
同上から見た「高島港の波止」
付け根付近は浅い砂地ですがチヌがいました
先端から沖向き
同上から見た「高島港」の波止
同上から東向き
同上から付け根向き
東の小波止
東の小波止の付け根から
付け根から西護岸と足下
先端は階段状になっています
先端から西方向
歩き撮り動画はコチラ↓
高島港の波止
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高島
岡山県笠岡市高島

新版 空撮 波止ガイド岡山・備後・しまなみ海道版