与島南東部と鍋島
与島南東の港の北波止。右奥に見えるのが「鍋島」の波止
このページでは「与島」東岸~南岸にある
東の港(興島港)
南東の港(与島港)
南の波止
鍋島
を紹介します。「与島」までの行き方は与島(北部)を参考にしてください。
FWの東護岸近くにある未舗装路を東へ進むと「東の石切り」→「東の港」→「鍋島」へ行くことができます。歩いて行く場合は「第二駐車場」から「東の港」までは約15分、「鍋島」へは約20分ほどかかるため、道具はコンパクトにまとめ背負っていくのがオススメです。キャリーカートは未舗装路を進むとき重くなるので、車輪が大きいのを使うと良いでしょう。また折りたたみ自転車を使うのもアリだと思います。自動販売機はないようなので飲食物等は事前に準備しておきましょう。
「鍋島」は昔から人気のあるポイントで渡船で渡る人も多いですが、他の波止は比較的入釣者が少ないので、「与島」北部で釣り座の確保が困難な時にオススメです。
東の港(興島港)
「東の港」の北側の波止を北の護岸から
当サイトで紹介する「東の港」は「与島」東岸の北にある港のことです。「塩浜新港」から「東の石切り」までは未舗装路ですが、「東の港」から南の道路は舗装されているので歩きやすいです。ただFWのバス停や第二駐車場からは徒歩で約15分かかるため、荷物が多いとシンドイかもしれません。ルアー釣りやエギングにオススメ。
港には南北に1本ずつ波止があり、どちらも周囲に捨て石が入っているため釣り座に工夫が必要です。沖は潮が速いものの、それなりに水深があり、入釣者が少ないためか個人的にはボウズに終わったことはありません。
釣り場としてはウキ釣りでグレ、サヨリ、チヌ、マダイ、メバル、投げ釣りでアイナメ、カレイ、キス、スズキ、ニベ、ベラ等を狙うことができます。秋にダンゴやフカセ釣りをするとサヨリの40cm級が大量に寄ることもあるので、専用仕掛けを持参しておきましょう。南北の波止の沖側は捨て石があるため、高潮位時が釣りやすいと思います。
興島港・北波止コーナー部から見た北の護岸
同上から先端方向
興島港・北波止先端から見た南波止との水道部
同上からコーナー向き。左奥に見えるのが「小与島」のホテル跡
道路側から見た「興島港」北波止先端(左側)と南波止先端
南波止コーナーから先端向き
南東の港(与島港)
長波止から見た「与島港」港内岸壁(右奥)
「鍋島」の北にある港は比較的大きい港です。特に港内岸壁は足場もよく釣りやすいため、釣り大会が行われたこともあるようです(個人的には港内岸壁で目立った釣果はありませんが・・・)。
この「南東の港」の北側には「鍋島」に向けて数か所で折れ曲がりながら伸びている「長波止」があります。2020年9月調査時はフェンス等は設置されておらず、先端まで行くことができました。波除けは全体的に高く、上の幅もやや狭いですが、先端付近はフラットで釣りやすくなっています。ただし先端付近は「鍋島の波止」との水道部を船が通過するため注意が必要です。
長波止付け根から見た「鍋島」と「瀬戸大橋」
長波止中間付近から先端向き
同上から見た付け根付近(沖側)と「興島港」(右上)
長波止先端と「鍋島」の波止先端との水道部。船が通るため水道部への釣りや遠投は控えましょう
先端から付け根向き(港内側)
港内岸壁。左に見えるのが「鍋島」の波止
南の港
瀬戸大橋近くにある「南の港」の波止先端から付け根向き
当サイトで紹介する「南の港」は、「与島」南東にある「鍋島」と「与島」をつなぐ「西波止」から更に西(瀬戸大橋)方向へ進んだ、「瀬戸大橋」の橋脚付近にある小さな港のことです。
他の港と比べると小さく、係留船も少ないためか閑散とした雰囲気で、釣り人の姿を見かけることも少ないので、釣り荒れ感は少ないと思います。港内側は浅いですが、沖は潮が速く複雑に流れ、水深もありそうでした。周辺は岩が多そうなので投げ釣りは厳しいと思いますが、フカセ釣りやルアー釣り、エギングで入釣すると面白そうです。
南の港の波止
同上付け根から先端方向(港内側)
同上の沖側
先端部分
歩き撮り動画はコチラ↓
与島・南の波止周辺(香川県坂出市)
鍋島
鍋島の波止(右側)と与島港長波止
昔から情報誌で紹介されてきた「鍋島」は、現在でも早朝から渡船で渡る釣り人も多い有名釣り場です。低潮位時なら港内側からは「鍋島の石波止」、「与島」と「鍋島」をつなぐ「西波止」の南側から「鍋島南の岩場」へ歩いて行くこともできますが、かなり滑りやすいため注意が必要です。
「鍋島」周辺は潮が速く、海底は岩が多いためフカセ釣りで入釣する人が多く、近年はルアーやエギングを楽しむ人も多くなりました。周辺は底が荒いため投げ釣りでは根掛かりが多いですが、潮が緩む時間帯に底オモリ仕掛けにすれば若干釣りやすくなります。
また「鍋島の波止」から港内向きは狙う人が少ないためか、意外な良型が釣れることもあるので見逃せないポイントです。沖側に比べるとやや浅く、潮も緩いため根掛かりは少ないので釣りやすいと思います。「鍋島の波止」は緩やかな角度で積まれた石波止で、波止上からは玉網が届きにくいため、良型が釣れた場合は積み石上から取り込むことにあると思いますが、隙間が結構開いた場所も多いため気をつけましょう。また数は少ないものの波止先端付近は船の往来もあるため、トラブルのないように注意が必要です。
与島から鍋島へ続く堤防の付け根(与島側)。右へ進むと「南の港」の波止があります
与島から鍋島(奥)へ続く堤防
同上中間付近から見た「鍋島」南側。右奥に続く岩場は、フカセ釣りの人気のポイント
鍋島の波止へは右の岩場から行くことができます。濡れた岩場は非常に滑りやすいので要注意!
鍋島の波止付け根から先端向き(沖側)
同上港内側から見た与島へと続く岩場
先端部
同上と与島港長波止との水道部。船が通るため釣りは控えましょう
先端から付け根方向。干潮時は取り込み難くなります
コメント付き写真集は↓で公開中
与島東部のコメント付き釣り場写真集(YouTube)
与島南部のコメント付き釣り場写真集(YouTube)
歩き撮り動画はコチラ↓
与島・東の港「北波止周辺」(香川県坂出市)
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与島南東部と鍋島
香川県坂出市

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